2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

黒の魔男と茶色の魔女

俺は、どこにでもいる平凡な小学三年生。名前は、黒野《くろの》。 俺は、剣と魔法の世界に憧れていた。 好きな色は、黒。 純黒な黒髪、黒目。 俺と仲良しの同級生の、茶野《ちゃの》。 小学三年生。 好きな色は、茶色。 黒に近い茶髪と茶色の目。 俺と茶野…

水属性の聖女は、鈴木氷雨なのでござる 第5話

「甘えるなーでござる!」 「今のは、ひどくない?」 あたくしは、じゃんけんで言う、無敵チョキの形を右手で作り、「水鉄砲」と唱え、右手の人差し指から、水を放ち、お姫様に当てた。 坊主頭のお姫様は、どこかへ吹っ飛んでしまった。 「やっつけちゃうの…

水属性の聖女は、鈴木氷雨なのでござる 第4話

「さすが、姫よ、学習能力が高いのでござるね」 「姫をなめんじゃねーよ」 「これ、お姫様じゃないよね? こんなことになるなら、最初から助けに行かない方がよかったんじゃ・・・・」 「姫として、おらは様々なことを耐えてきたんだ。 我が王国の、お城を壊…

水属性の聖女は、鈴木氷雨なのでござる 第3話

「この状況はさすがにやばいよ、叔母さん。 どうするの?」 「それは・・・・」 あたくしは、水の聖女。 聖女ということは、ここで出番ということになる。 「アグアシャワー!」 あたくしは、天井から水を具現化させ、周囲の部下たちに、水のシャワーを浴び…

水属性の聖女は、鈴木氷雨なのでござる 第2話

「必殺・・・・!」 と、あたくしは決めポーズをしたけれど 「技はないのでござる!」 「まぎらわしいことをするな!」 そこで、魔王が「痛い、痛い」と苦しみだした。 「効いている!?」 「残念だったでござるね、観念するのでござるよ」 「君、何もしてな…

水属性の聖女は、鈴木氷雨なのでござる 第1話

あたくしは、鈴木《すずき》氷雨《ひさめ》なのでござる! 一人称は「あたくし」のがござる口調。 属性は、水。 身長は、150センチ代。血液型は、O型。 髪は緑髪で、二本の三つ編みにしている。 嫌いなものは勉強、学校。 夏生まれ。 セーラー服に、赤い…

好きな人が異常な恋愛体質になったら 第4話

どうしてなの? ここまで言っても、気づかないものなの? なら、今度こそ、告白しないと。 「誠君に伝えたいことがあるの」 「伝えたいこと?」 「私、誠君が好きなの」 「好きだよ。 俺も友達として、幼馴染として」 「違うの」 「違うって、何が?」 「私…

好きな人が異常な恋愛体質になったら 第3話

誠君は、行ってしまう・・・! だけど、私は何をしている? 何がしたいの? 誠君に伝わるようにわかるように、告白しなくてはいけないはずなのに、どうしてだか口が動かない。 振られることがこわい。 誠君ともっと良好になりたいけれど、今の関係を崩すこと…

好きな人が異常な恋愛体質になったら 第2話

「モーション先輩は、どこにいるかな?」 私と誠君は廊下を歩いていた。 今、どこにいるのかわからないモーション先輩を探すために。 結局、ついてきてしまった・・・・。 私、何をやっているんだろう? 誠君はルンルン気分だけど、私は最悪。 青葉ちゃんは…

好きな人が異常な恋愛体質になったら 第1話

私と、誠君は高校に進学することができて、私は憧れのセーラー服を着ることができた。 それに、誠君のことを語れる華ちゃんとは、親友のいう間柄になれた。 「クラス違うけど、親友だよ」 私と誠君は同じクラスになれたけれど、華ちゃんとは隣のクラスだ。 …

異世界最強にゃんこ 第9話

コヤンイ・・・・! 異世界に戻って、俺は急いで、コヤンイのところに向かった。 「コヤンイ、君は俺の従妹だろう?」 「急に、どうしたのですか?」 「人間世界に戻ったんだ」 「戻ったって、どうやってなのですか?」 「そこで、真実を思い出したんだ。コ…

異世界最強にゃんこ 第8話

コヤンイが、やってきた。 「しばらく会って・・・なかったのですね」「そう・・・・」 恋人なのに、しらばく会っていないというか、会う頻度が徐々に減ってきている。 なぜか、不思議と不安にならないし、会いたいという気持ちすら薄れてきている。 「うち…

異世界最強にゃんこ 第7話

桜魔法中学校というのは、異世界で難関校と呼ばれ、入学することが難しい中学校。 一応、Zクラスまである、大所帯の学校ではあるけど、かなりの魔法の才能に恵まれないと、テストでいい点は取れない。 桜魔法第一中学校が、異世界で二番目に難しい中学校。 …

異世界最強にゃんこ 第6話

だけど、この夢は、夢ではないんじゃないかと思うくらい、現実で体験したことがあるような気がしてきた。 いじめ殺し。 この言葉を知っているような気がした。 ここで、俺は目覚めた。 「夢だよな・・・?」 これは、ただの夢だと自分に言い聞かせるけど、そ…

異世界最強にゃんこ 第5話

「これは・・・・!?」 ニャンコが、驚いていた。 「こんな力を秘めていたとは・・・? 君は、何者なのかにゃ?」 「それは、俺も知りたいんだ」 「にゃ?」 「自分が何者で、どうして、この魔法を使うことができて、なぜ、この世界に来たのかを」 波は、消…

異世界最強にゃんこ 第4話

「あたちにも、どうなっていくことなのか、わからないですのにゃ」 と、笑顔で言われた。 もし、俺が短気な性格なら、ここで「ふざけんな!」と相手を怒鳴りつけていたところだろうけど、今、俺はこのようなクールな性格であるために、こういった突発的なこ…

異世界最強にゃんこ 第3話

「黒幕は、チューリップ様ですよ」 そこで、カナシスタが、水から抜け出した。 「いつまでも、溺れているわけにはいかないんですよ、小僧」 そして、フトシスタ、ミッドシスタも、水の川から這い上がってきた。 「ワイらの属性をわかってへんでえ」 「あたく…

異世界最強にゃんこ 第2話

翌日になると、国王様から知らせが来た。 正直、このお城には王女四人と、国王様と、メイドが三人しかいない。 そして、俺とコヤンイは玉に来るくらいだった。 だから、いつでも新人を募集している。 「氷属性の短剣使いのレッジロは、兵士とする。 風属性の…

異世界最強にゃんこ 第1話

俺は、異世界では長髪の緑の髪を持つ。 名前は、ガット。 年齢は、10代。 飼っているメスの三毛猫の名前は、アズキ。 異世界に来てから仲良くなった、青髪ショートの彼女がいる。 時々、城に遊びに来ていた。 城は王女様が四人いるし、みつごのメイドもいた…

異世界最強にゃんこ プロローグ

三毛猫ワールドという世界がある。 この世界の住人は、水、炎、草、闇、光、無属性の属性が当たり前だった。 その中でも、異世界からやってきた者は、どれにも当てはまらない別の属性ということもある。 どうやら、少年は異世界転移したらしい。 どういう経…

ざまあニート系ロリは、水の聖女として復讐を始める 第1話

「ひさめ君、これから魔王退治に向かうのでござるよ」 「叔母さん、それ、本気なの?すごく危険だと思うけど」 「いいのでござる。あたくしは、試練を乗り越えてこそ、真の乙女に近づけるのでござるよ」 「真の乙女って言うけど、魔王退治はちょっと違う気が…

ざまあニート系ロリは、水の聖女として復讐を始める! プロローグ

あたくしは、鈴木《すずき》氷雨《ひさめ》なのでござる! 一人称は「あたくし」のがござる口調。 属性は、水。 身長は、150センチ代。血液型は、O型。 自他ともに認めるくらいの貧乳で、服の上からでは見えない。 髪は緑髪で、二本の三つ編みにしている…

私の幼馴染みは、世界一無敵な騎士 第1話

伊藤君に告白しよう・・・・。 私は、ラブレターと持って渡そうとした時に、青葉ちゃんに声をかけられた。 「赤音ちゃん、ちょっといいかな?」 「青葉ちゃん」 「あたし、井藤君のことを好きになっちゃったの」 その時、私は親友と好きな人がかぶって気まず…

私の幼馴染みは、世界一無敵な騎士 プロローグ

「今日から、転校生を紹介しまーす」 担任の先生に言われて、出てきたのは、男の子だった。 「この子は、井藤《いとう》誠《まこと》君って言います。 皆さん、仲良くしてあげてください。 いじめとか、絶対しないように」 って、どんなこと言っているけど、…

氷漬けになったこの世界で 第1話

叔父さんと、高校の見学に行ったけれど、叔父さんはトイレにこもって、出てこない。 「叔父さん、学校見学に来たのなら、いろいろ見て回ろうよ」 「見て、回る・・・・?甥君、目が回っているけど、大丈夫なの?」 「そんなんじゃないわ!」 叔父さん、本当…

氷漬けになったこの世界で プロローグ

俺の叔父であるライハイツ、本名は雷《らい》はいと。 一応、俺の父の弟ということになるけども、俺の父と叔父さんは、実は異母兄弟なんだ。 叔父さんの母親は、今は亡き、異世界でも最強クラスに入るオーグレスであるライハイツ。 俺には、伯父さんが一人、…

氷雨ヒサメ 新作の主人公

一人称は「あたくし」 夏生まれ 緑色の髪と緑色の瞳 三つ編みにしている O型 鮫のパーカーと鮫のぬいぐるみリュック 保育園の頃から、話がスタートする 2、3歳くらい 同じクラスのカンナを嫌い、カムイに好意を持つ カグラとは、親友の間柄