異世界最強にゃんこ 第1話

 俺は、異世界では長髪の緑の髪を持つ。
 名前は、ガット。
 年齢は、10代。
 飼っているメスの三毛猫の名前は、アズキ。
 異世界に来てから仲良くなった、青髪ショートの彼女がいる。

 時々、城に遊びに来ていた。
 城は王女様が四人いるし、みつごのメイドもいた。

 みつごメイドは、プロフィール的には、こんな感じだった。

 長女のペーフェクト。
 緑髪の短髪。
 中性口調で話す。
 料理、掃除、洗濯など家事全般を指示通りに、ほぼ完璧じゃないかというくらいこなせる。
 メイドの中でも、きわめて優秀で、他の王国やお屋敷のメイドも任されるくらい、多忙。

 二女のフェデーレ。
 紫髪の短髪。
 お嬢様口調で話す。
 姉ほどじゃないけど、指示は的確にこなせるメイド。
 天然なところもあるためか、時々、的外れなことをするところがあるが、そこも「かわいい」と一部の人からの評判だった。

 三女シェーモ。
 赤髪の短髪。
 一人称は「あたし」のなのです口調で話す。 
 この子が物語のプロフィールで、暴走した国王のペットを、僕が捕まえるように言ったけれど、ペットを倒してしまったメイド。
 姉と違って、命令されたことを着実にこなすわけではなく、度が過ぎていることをする。
 例えば、掃除するようになんて指示を出したら、お城全体の掃除を行うとか、やらなくていいところまで掃除する。
 それがわかっているから、誰も彼女に指示なんて出さないけど、姉二人がどうしても、手が離せない時はやむを得ず、彼女にお願いする形となる。

 この子のせいで、ペットは怪我をしていて、今は姉二人が交代で、看病しているという形となる。
 
 俺の彼女は、猫好きの水色の髪を持つ少女のコヤンイ。
 三毛猫のパーカー、白猫のパーカー、黒猫のパーカーも持っているし、気分によって、服を変えるところがある。
 セミショートであるために、短めのツインテールにも、短めのポニーテールにもできる。

 コヤンイと、よくデートに行くけど、今日は猫カフェでのデートだ。
 
「この前の、異世界に迷いこんだという方は、どうしたのですか?」

 コヤンイも、なのです口調で話す。
 一人称は「うち」だけど。

「この三人は、国王様の判断次第かな。
まあ、国王様の話によると、それぞれ勇者、騎士、兵士に分けるつもりらしいけど、どうやって振り分けるのかは知らない」

「メイドとかにすればいいとか思っているのです」

「差別的かもしれないけど、女性しかなれないんだ」

 そう、メイドは俺のいるお城には、三人しかいない。
 実は、メイドの人手は足りていない。