2023-06-21から1日間の記事一覧
コヤンイ・・・・! 異世界に戻って、俺は急いで、コヤンイのところに向かった。 「コヤンイ、君は俺の従妹だろう?」 「急に、どうしたのですか?」 「人間世界に戻ったんだ」 「戻ったって、どうやってなのですか?」 「そこで、真実を思い出したんだ。コ…
コヤンイが、やってきた。 「しばらく会って・・・なかったのですね」「そう・・・・」 恋人なのに、しらばく会っていないというか、会う頻度が徐々に減ってきている。 なぜか、不思議と不安にならないし、会いたいという気持ちすら薄れてきている。 「うち…
桜魔法中学校というのは、異世界で難関校と呼ばれ、入学することが難しい中学校。 一応、Zクラスまである、大所帯の学校ではあるけど、かなりの魔法の才能に恵まれないと、テストでいい点は取れない。 桜魔法第一中学校が、異世界で二番目に難しい中学校。 …
だけど、この夢は、夢ではないんじゃないかと思うくらい、現実で体験したことがあるような気がしてきた。 いじめ殺し。 この言葉を知っているような気がした。 ここで、俺は目覚めた。 「夢だよな・・・?」 これは、ただの夢だと自分に言い聞かせるけど、そ…
「これは・・・・!?」 ニャンコが、驚いていた。 「こんな力を秘めていたとは・・・? 君は、何者なのかにゃ?」 「それは、俺も知りたいんだ」 「にゃ?」 「自分が何者で、どうして、この魔法を使うことができて、なぜ、この世界に来たのかを」 波は、消…
「あたちにも、どうなっていくことなのか、わからないですのにゃ」 と、笑顔で言われた。 もし、俺が短気な性格なら、ここで「ふざけんな!」と相手を怒鳴りつけていたところだろうけど、今、俺はこのようなクールな性格であるために、こういった突発的なこ…
「黒幕は、チューリップ様ですよ」 そこで、カナシスタが、水から抜け出した。 「いつまでも、溺れているわけにはいかないんですよ、小僧」 そして、フトシスタ、ミッドシスタも、水の川から這い上がってきた。 「ワイらの属性をわかってへんでえ」 「あたく…
翌日になると、国王様から知らせが来た。 正直、このお城には王女四人と、国王様と、メイドが三人しかいない。 そして、俺とコヤンイは玉に来るくらいだった。 だから、いつでも新人を募集している。 「氷属性の短剣使いのレッジロは、兵士とする。 風属性の…
俺は、異世界では長髪の緑の髪を持つ。 名前は、ガット。 年齢は、10代。 飼っているメスの三毛猫の名前は、アズキ。 異世界に来てから仲良くなった、青髪ショートの彼女がいる。 時々、城に遊びに来ていた。 城は王女様が四人いるし、みつごのメイドもいた…
三毛猫ワールドという世界がある。 この世界の住人は、水、炎、草、闇、光、無属性の属性が当たり前だった。 その中でも、異世界からやってきた者は、どれにも当てはまらない別の属性ということもある。 どうやら、少年は異世界転移したらしい。 どういう経…